秀吉に感情移入した瞬間、負けたと思う。
「江」は私が好きな感じでした。半吉は恋愛作家志望者なので（プ）←自嘲。
　ところで京極高次役の斉藤工さんてのは、時任三郎の息子じゃないんですか？！目元も、笑った歯のまぶしさも、背格好も、声までも、あんまりそっくりなので調べてみたのに…他人？！へー。

 「仁」は、竜馬が私の思うイメージに近くて面白かったです。
全体的な史観からしても、こっちを公共放送で流した方がよっぽど良かったと思いますわ。去年。
　桂さんは、出て来ただけで嬉しい半吉。次の本が桂本なので、日々桂さんの事ばかり考えてます。しかし冬同様、桂さんとなると大いに迷いが生じる…好きすぎるらしい。つまりスランプ直前（…）

　ＯＰ見逃してました。途中でいきなり、アレ。今のまさか…？と思いきや。そのまさかの。……。（絶句）つか竹千代役の子、美少年すぎ…！いくら向井理になるからって！とても兄弟と名乗っちゃいけないレベルさー…（泣）
　や。結城秀康のとびきりファンではないンスけど。なんつか、判官びいき的なアレがあるじゃないスか。なのに福井市の銅像は今イチだし（ウチの銅像部屋より→結城秀康）あげく何百年後の世でマエケンに演じられちゃさー…浮かばれないヨ！他人事ながらあんまりサー！（泣）

　ちょっと気ィ抜けてます。今更言いますが、光秀が信長殺した後、なんか悟りでも得たように淡々としていたのは気に入らず（怒）光秀にはもっと、大いに悔やんだり悩んだりしてほしかった…！柴田勝家には期待したいところです。泣かせてほしい。
　しかし近年の大河は、いくらフィクションとはいえ主人公がどこにでも顔出しすぎじゃないですか。本能寺の最期とか清州会議とか、お江抜きで普通に書いていいと思うんですけどねー…。

　あとを託せるのは光秀だけだ、とか信長が言っててびっくりしました。光秀好きとしては、あの流れキライじゃないけど。なんつか、同人で描きたい（笑）実は信長がそこまで思ってたっていうの。
　ただ、あれだけ理不尽にせっかんしてきてあの台詞。結局それを理解できなかった光秀が小者、という位置付けで終わりなんですね…。「お前も天下が取りたかったのか」って信長のあの台詞もどうかと…！

　やっぱり信長が恰好いいィ！好き好き。ああいう我が心をば神のみぞ知る、的な孤高の人。ほか高杉とか慶喜とか（笑）
　でも実は、私が一番最初に興味持った歴史上の人物って光秀なのでした。その前にすでに『真田太平記』の幸村（草刈正雄）ファンではあったけど（古！）それはまずドラマありきであって。本当に「その人」に目を向けたのは光秀がきっかけでした。だってあの信長を殺した人物。信長に逆らった荒木村重とか松永久秀等々も次くらいに通った道でしたが。信長を殺そうと、思ったとしても本気でやるのって怖くないですか（←初歩的な発言）そう思うと、その決意がたまらんのです。

　竜馬で疲れたから（見るの）もういい…と歎いていたら、ちょっと気に入らないとすぐやめるのかー！と、何だか青春ドラマの如き台詞で人に諭された。バッキャロー、何年大河見続けてると思ってんだい。
 篤姫の田渕久美子脚本だから、というギリギリの理由ありきで見たら…おっ、面白かった！信長の恰好良さ涙モノ。白馬だしィ！ 豊悦で１年大河やりゃあいいのに…！見事な出オチを飾った勝家には酒吹いた（笑）話の流れがちゃんと分かりつつ、各キャラに感情移入できるあの力量は素晴らしい。ここで泣けィ！というツボの突き方もホント上手い。そしてまんまと泣く。くそゥ（笑）
　やっと気乗りしてキャスト調べたら、ちょっと何なのー、秀忠は向井なのに、結城秀康が前田健って！ほかの役者は絶滅したんですか？！