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よろづ半吉のひとり部屋です。
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毎度、内容に大して合わないタイトル。誰のセンスでしょうか。
副題は「安政の大獄に熱い心で挑む志士☆」←星はイメージです。もはやこんなカンジじゃん!軽いんだよなー…
熱い心だろうが、安政の大獄に真っ向から挑んだら即捕縛&斬首となりますよ。
「志」とか「熱い」とか「挑む」とか「守る」とか、少年漫画の定番ワードを羅列しとけば耳触りはいいですけど。中身の薄さがごまかされるどころか、より際立ってる気がします。

さあ今回も待ってました大島脚本。史実無視・捏造が得意技ということは重々承知してますが、今回もオンパレードでした。
残念だったのは、桂さんが松陰と塾生を絶交させるエピソードがスルーされたこと。「志を持たない君らとは絶交する」って、簡単に松陰から言い出しちゃうとただの自己中じゃん…。

不美人ネタの時もそうだけど、中ー途半ッ端に史実エピを使うくらいなら完全無視してほしい。遠く離れた江戸にいる高杉・久坂二人とだけ絶交したところでなー…。うーんどうでもいいなー…と、冷めている中
「絶交されたんじゃぞー!!」
と、わめき出す久坂には笑った!
オマエ、小三か!

続けて塾の閉鎖に対して「俺たちの帰る場所はもう…!」と意味不明なことを真顔で言いだす高杉。

こんな双璧嫌だ

おむすび食べてダラダラしてたお気楽青春学園が何だったって言うんだ!
ピーターパン症候群みたいだよ、この二人…(泣)

大体このドラマ上だと、久坂は御国の為に命捨てます!決死玉砕!てな顔で上京したのに、ここで松陰の案に乗らない方が違和感感じる。
案に乗った和作はといえば、「スマンすみ。元気でな…」と涙目。玉砕を強制された少年兵のようで、熱い志のかけらも感じませんでした。

地雷火の準備はできてます!と言ってたほっしゃん。はどこ行ったんだ。
雁首揃えてコソコソ群れてる塾生もショボ過ぎる。
わざわざ「逃げ出す松洞」を書いたのも、前フリなんでしょうね。この後の松陰の死、逃げ出した自分への後悔、かーらーのー、のちの決起・自決っていう。

もう松陰の描き方も、久坂も高杉も小田村も桂も、九一も松洞も、どうしても、これでもかってくらい私の好みには合わない。
史実のエピソードが面白いんだからフツーに書けばただ面白いはずを、なぜこうもつまらなくできてしまうんだろう。
世が世なら…迷わず天誅のため決起しましたね、ワタシ…(呪)

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