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よろづ半吉のひとり部屋です。
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今作の各話のタイトルの付け方、違和感感じること多いです。

今回は『突然の恋』といっても…まず大体にして全く突然じゃなく今まで二人をその伏線バリバリで描いてきたわけだし、そして恋すっとばして即結婚だし。

前回は『躍動、松下村塾!』といっても、栄太郎の江戸遊学希望が叶わないってだけで先生が「思うように抗え!諸君、狂いたまえ!」などと煽って、塾生が集団で押しかけて抗議するだけの内容だったし。
『高杉晋作参上!』にしても…のちの有名人のネームバリューを今ばりばり使って「参上!」とかいわれても、初登場時点では何もないわけで。
中身が伴わないのにキレイな字面で飾ってる感がどうも。

今回よかったところは、
オタク眼鏡に切り替えて、ですが(笑)
塾で先生が佐世君にもっと聞かせて下さい的に言ってる時、
先生の隣を高杉が陣取っていたこと
ですね。
あぁ!隣にいる!!とときめいていました~☆
うん、それだけ(笑)先生と高杉のやりとりはゼロでしたがね…
とりあえずあの1シーンだけでも満足でした。

伊勢谷松陰は何をしててもあれはもう本人と思ってるので、全てのシーンが好きですが、個人的に今回ツボだったのは、
「久坂。文。お話があります」
っていうあの口調が。まるでピカピカの新一年生にお話をする担任の先生みたいで、フツーに面白かった。

久坂と文とかはもう、どうでもよかったです…あの久坂のどこに惚れたのか、私には全く解せません。

多分、黙って立ってる分にはいいんですよね。背高くて、リアルに久坂っぽい。
でもそれを一気に忘れるくらい…!
とにかくネガティブで果てしなく鈍くさい久坂…!!
あんな久坂に誰がした!!
…って脚本家だよ!!(怒)

今回も取ってつけたように先生が久坂のことを「第一流」だの「天下の英傑になれる」とか賞賛してたけど、そんな風に一っっ切描いてきてないのに、都合いい時にいいトコだけ史実から切り取ってくるのホンットやめてほしい。

先生と最初の手紙のやりとりとか。もう。ひどい茶番。
フンガー!!(机バンバン!)みたいな久坂…見たくなかった…
あれで少年の青くささを出せたと思ったのか。あれがのちの熱情的な久坂につながると思ったのか。吉田寅次郎を斬るとか騒いじゃう久坂、ないわー…

全然秀才感が出てないじゃん!
高杉が裏でギリッギリ歯ぎしりするほど敵わない感を、久坂にはバリバリ出してほしかった。
そこに関して言えば、東出のボーっとした感は合ってないのかも。
誰をも論破できるほど弁が立つ感じ、ほしかったなー…。

でさー、今回こんなに相思相愛でくっついたことにしといて、ちゃんと久坂の愛人も出すんでしょー。どう捏造すんだろ。
その愛人が出て来た時に『突然の恋』ってタイトル付けた方がよかったよね。

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